物語    アンコールワット5日間の旅

第2日目 12月2日
 
AM08:30  専用バスにてアンコール遺跡めぐりホテル出発。

 アンコール遺跡の見学には料金所で写真付きの入場券を購入する。
1日券(20US$),連続3日券と購入日から1週間以内の任意の3日間利用可能の3日券
(40US$)、連続7日間と購入日から1ヶ月以内の任意の7日間利用可能の7日券
(60US$)の5種類があり、このチケットでプノン・クーレン、ペン・メアリ以外のすべての
遺跡の見学が可能。
 主要遺跡の入り口では検札があり、入場券がない場合はチケットを購入させられる。

 
王と神の都市  世界遺産 アンコール・トム
 アンコール・トム(大きな町)は約8mの城壁に囲まれている。周囲は約12kmの城壁内には、十字に主要道路が配置され、
その中央にバイヨン寺院がある。そこから北に位置した所に王宮がある。王宮の正式な城門は、象のテラス、ライ王のテラスと
一体化して作られている。
南大門
アンコール・ワットからバイヨンへと続く道上に建つ南大門 南大門前の道の両側には、神々と阿修羅がナーガの胴体を引き合う像が出迎えてくれる。
  バイヨン Bayon  
     創建者:ジャヤヴァルマン七世  創建年代: 12世紀末  信仰:仏教
 バイヨンは都城アンコール・トムの中央にあり12せいきまつにけんせつされた、穏やかな微笑みをたたえた観世音菩薩のモチーフで
有名な寺院である。
観世音菩薩の四面塔はテラスに、49、 5つの塔門を入れると全部で54ある 
バイヨンの廻廊と廻廊に施されたレリーフ
アンコール遺跡群 王宮とその周辺
 バプーオン Baphuon
 創建者:ウダヤーディティヤヴァルマン2世 創建年代:11世紀中ごろ  信仰:ヒンドゥー教(シヴァ派)
 
 「隠し子」という意味を持つ遺跡は、三層からなるピラミット型の寺院で、かってはバイヨン寺院より高かった(高さ約50m)と言われている。東塔門を入ると円柱列に支えられた長さ200mにもなる「空中参道」が続きます。
 
バプーオン寺院 円柱列に支えられた「空中参道」
 ピミアナカス  Phimeanakas
創建者:スールヤヴァルマン1世  創建年代:11世紀初頭  信仰:ヒンドゥー教
 
王宮の周壁の中に、11世紀初頭に創建されたピミアナカス寺院がある。正しくはピミアン・アカーハといい、「天上の宮殿」、「空中楼閣」という意味もあります。小さなピラミット型の建物の構成は裸寺井との基壇を3層に積み上げ、小さな祠堂を上にのせている。
 
王宮の塔門  ピミアナカス寺院  
 王宮  Royal Palace
  
 バイヨンから北へ向かう道の沿って、東西約600m。南北約300mの周壁に囲まれた位置に、アンコール期を通じて王宮があったとされている。
 
 象のテラス  Elcphant Tcrracc
 創建者:ジャヤヴァルマン7世・ジャヤヴァルマン8世(改修)  創建年代:12世紀末(13世紀半改修)
 
 象のテラスは王族たちが閲兵を行った王宮の前にあるテラスで、中央の階段には、蓮の花を摘む鼻を柱に模したぞう3頭が、砂岩に刻まれています。
 
3つの頭を持つ象の柱 王宮にテラス 正面入口
王のテラス  王のテラス 
 王宮の塔門前のテラスは、真正面に勝利の門から続く道が延び、王のテラスと呼ばれている。戦いから戻り凱旋する将兵が王に謁見した場所であり、諸外国の王を出迎える場所でもあった。
 
 ライ王のテラス  Leperking Terrace
  創建者:ジャヤヴァルマン7世  創建年代:12世紀末 
 テラスの高さは約6m、一辺約25m、ラテライトと砂岩で作られている。テラスの内部には神々と阿修羅が一緒に描かれている。
 
午前中の観光が終わりレストランにて昼食。 料理は「タイスキ」でした。
    
タイスキ お土産店の店先でカンボジアの伝統菓子、ノム・トム・ムーンを焼く風景
 
 昼食後、ホテルの帰り1時間30分ほど休憩。
 
PM:03:00 ホテル出発  世界遺産・アンコール遺跡の見学に向かう
 
 タ・プローム  Ta Prohm
  創建者:ジャヤヴァルマン7世  創建年代:1186年  信仰:仏教・ヒンドゥー教
 
 創建時はジャヴァルマン7世が母の為に造った仏教僧院であったが、後にヒンドゥー教の寺院に改造された、仏教色の強い彫刻の多くは削り取られています。ここは樹木の除去や本格的な積み直しなど修復の手を下さないまま据え置かれた結果巨大に成長したスボアンに押しつぶされながらも、辛うじて寺院の体裁を保っています。熱帯で管理を怠るとどのような結果になるかが身に染みて感じさせられます。
 
 
 バンテアイ・クディ Banteay・Kdei  
  創建者:ジャヤヴァルマン7世  創建年代:12世紀末  信仰:仏教
 上智大学アンコール遺跡国際調査団が教育研修と調査研究の対象としている遺跡「僧房の砦」という意味があるこの遺跡は、もともとはヒンドゥー教寺院として建てられ、その後ジャヤヴァルマン7世によって仏教寺院に改造された。僧侶が生活するために廻廊などが改造され、廻廊にはリンカ、塔門内には仏像が安置されている
 スラ・スラン  Sras Srang
  創建者:ジャヤヴァルマン7世   創建年代:12世紀末
 バンテアイ・クディの正面に位置して、王が沐浴をするための池とされている。10世紀中には原型が作られており、その後バンテアイ・クディの本格的な工事の完成と合わせて、テラスや池の周囲に砂岩の縁取りがされた。
 
遺跡観光後、夕食はカンボジアの伝統舞踊アプサラダンスを鑑賞しながらのビュッフェスタイルのカンボジア料理。
カンボジア伝統舞踊アプサラダンス
 
夕食、アプサラダンス鑑賞後、ホテルへPM:20:40到着。        シャワーを浴びて就寝 
 
ANGKOR CENTURY RESOT & SPA HOTEL  (アンコールセンチュリーリゾート&スパホテル) 泊