バラがかかる病気
病名 症状 予防法 予防薬
  コクテン病 葉に黒い斑点が生じ落 葉する。伝染力が強く、枯れる事もある。 病葉は直らないので、  見つけたら葉柄ごと取り 処分し、サプロールを散布。  サプロール
 ダニコール
 オーソサイド
  トップジンM 
  ウドンコ病 うどん粉のような白    いカビが茎葉に散生する。醜い花姿になる。 発生初期の散薬が効果的。窒素分を控え丈夫な樹にするのが大切。  ダニコール 
 ルビゲン  
 トップジンM
 ミラネシン
   
根頭ガンシュ病 主に接木部分に暗褐色のコブができ肥大する。衰弱し枯れ死もある。 苗購入時によく吟味する。患部をナイフで削り取るか、木酸液を塗布。
  なし
  灰色カビ病 花弁に汚褐色の斑点を生じ,花が開かないこともある。 病気の花や枝は早めに処理をする。コクテン病などの薬剤を散布する。  オーソサイド
 ダニコール
 サプロール
 トップジンM
  べト病 主として若い葉が侵されやすい。水浸状の斑点が生じ、落葉する。 低温多湿の条件を好み、露地では少ない。発病を見つけたらすぐ散薬。  リドミルMZ
 ダイセンステンレス
 オーソサイド
  エダガレ病 茎が侵され黒紫の斑点が生じ、次第に広がり枝が枯れる。 剪定や凍霜害、風害などで表面の傷から感染する。冬季の散薬と病枝切除。  石灰硫黄合剤
 (冬季10〜30倍液)
せっかく育てているバラが、病気によって駄目になってしまう事が多々あります。
そうならないように風通しを良くする等、日頃からちょっとした配慮が必要です。
予防の方法をよく知っておいて、素敵なバラの花を咲かせましょう。
薬剤散布の方法
作業時期
2〜11月
ポイント
新芽が5〜20cm伸びた頃から、薬剤の散布を始めます。
10日に1回が目安で行う。
葉裏にたっぷりと散布します。
雨が降り出しそうな時が散布のチャンスです。
注意する点
散布開始は、薬剤を薄めに調合して、徐々に通常の濃度で散布する
開花中は散布を控えますが2週間に一度は必要です。花には直接散布しないように。
日中の散布は避けて、朝か夕方、または夜間に行います。
目的に合わせた薬剤を、適量用いてください。
エアゾールタイプは、30cm以上はなして散布すること。(栽培本数が少ない時には便利です)
(参考資料 はじめてのバラつくり 成美堂出版)
お便りください
無農薬栽培のページの紹介
http://www7.plala.or.jp/organicrose/