北欧ゴールデンルート4ヶ国周遊10日間の旅
フィンランド・デンマーク・ノルウェー・スウェーデン
ノルウェー | ||
6日目 2011年6月4日(土) | ||
起床 AM06:00 朝食 AM07:00〜 荷物だしAM08:00〜 | ||
AM09:00 ホテルを出発専用バスにて次の観光地ベルゲンに向う。 | ||
AM11:30 バス走行距離 約137km ベルゲンに到着。レストランにて昼食。 昼食後、中世の面影が残る美しい町ベルゲン観光 |
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ベルゲン Bergen ベルゲンは人口約24万人の、ノルウェー第2の規模を持つ都市。周辺の地形は西ノルウェーのフィヨルド地方特有のもので、入り組んだ海岸線の直ぐそばまで山が迫り、わずかな平地に木造の家が密集している。そのためベルゲンの町は、山肌にも白い家が張り付くように建っている。また道路が狭いため、一度火災が発生すると家並みはすべて焼き払われてしまうといわれている。 町の歴史は古く、1070年にオーラヴ・ヒッレ王によって拓かれ、12世紀から13世紀まではノルウェーの首都であった。その後14世紀から15世紀になると、北海周辺諸国の商業発展と各国共通の利益を目指したハンザ同盟に加盟し、その事務所が置かれた。そのハンザ商人達の統治の下、ベルゲンは名産である干タラの輸出によって休息に発展し、17世紀のハンザ同盟の集結に至るまでの400年に渡って隆盛を誇った。港の脇にあるブリッゲンは、当時の姿をとどめる貴重な建物として世界遺産に登録されている。 ハンザ同盟の解体後、ベルゲンは国際市場に独自に進出した。漁業以外にも、造船業や手工芸品にも力を入れ、現在ではノルウェー最大の港湾都市となった。 |
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ベルゲン港の風景 | ||
平地に木造の家屋が密集し山肌に白い家が張り付くように建っている。 | ||
エドヴァルド・グリーグの家 Tradldbaugen Edvard Greigs bjem 「ペール・キュント組曲」などで有名なノルウェーを代表するベルゲン出身の作曲家、エドヴァルド・グリーグ。彼は若い頃にベルゲンを離れ、オスロやコペンハーゲン他ヨーロッパ各地で活躍したが、後年、故郷ベルゲンに戻り、1907年64歳でなくなるまでの22年間をフィヨルドを眺めるこの地で過ごした。グリーグはここをトロルの丘と名付けた、。高台にある家から岸に下りてゆくと小さな作曲小屋があり、ここで数々の名曲も生み出された。200人収容のホールも有り、夏にはコンサートが開かれる。 |
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トロルの丘に建つエドヴァルド・グリーグの家 | エドヴァルド・グリーグ博物館 | |
コンサートホール | コンサートホールの前にあるエドヴァルド・グリーグ像 | |
数多くの名曲を生み出した作曲小屋 | 妻のニーナともに眠るエドヴァルド・グリーグの墓 | |
歴史を伝える世界遺産の木造家屋 ブリッゲン Bryggen ベルゲンの中心地、港に面して壁のように木造家屋が並ぶ一帯はブリッゲン地区と呼ばれている。これらの木造家屋のオリジナルは13世紀から16世紀に建てられ、ドイツのハンザ商人の家や寺務所として利用されていた。建物はすべて木で出来ており、また密集しているため幾度もの火災で焼け落ちたが、その度に同じように復元、修復された。中世ヨーロッパのハンザ商人の隆盛を今に伝えるブリッゲンは、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。 奥行きのある家屋は家の隙間を入って行くと迷路のようになっている。両側に板の壁がそそり立つ狭い路地を歩いていると、中世に迷い込んでしまったよう。隠れたショップや、手工芸の工房もあるので探してみるのも面白い。 |
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三角屋根の建物が建ち並ぶ | ||
地盤沈下で変形している商店 | 地盤沈下で段差が着いた建物 | |
迷路のようになった奥行きのある家屋 | ||
世界文化遺産に登録 | ||
ハンザ博物館 Hanseatisk Museum 1704年に建造された趣きある木造の商館。内部はハンザ商人の暮らしを再現する博物館になっており、当時の様子が観られる。 タラを中心に干し魚の取引で賑わっていたベルゲンに13世紀頃からドイツ人商人が出入りし始めた。やがてハンザ同盟をつくり一大勢力を持った彼らはハンザ商人と呼ばれ、ベルゲンと諸外国との商取引きを牛耳っていた。彼らの当時の生活ぶりを伝えるべく、ハンザ商人達の主要な取引品目であった干し魚を扱った商館が現在博物館になっている。 |
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18世紀のたたずまいをとどめる貴重な建物 | ||
フロイエン山 FlØyen ベルゲンの港を見渡せる絶好のポイント。 魚市場から150mほどの所にあるケーブルカー乗り場から、おもちゃのようなケーブルカーが30分おきに運行されているケーブルカーで約8分で、標高320mのフロイエン山の中腹へ。ケーブルカー駅の直ぐ左脇から出ている登山道を歩いて登ることも可能で、良く整備された道は迷うことも無い。頂上にはカフェレストランやみやげ物店なども有り、ゆっくり過ごすことができる。夏のみ営業のレストランではコンサートも行なわれる。 |
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白壁が目立つケーブルカー乗り場 | ||
おもちゃのようなケーブルカー | 最大斜度25度の傾斜を上る | |
フロイエン山展望台からのフィヨルドに囲まれたベルゲン市街地眺望 | ||
魚市場 Fisketorget 魚市場は港の一番奥まった所にある広場で開かれる。魚のほかにも花や果物、野菜、土産物などが売られるが、旅行者にはその場で食べられるサーモンや海老のサンドイッチが評判で、どれも新鮮で美味しい。 |
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PM17:20 ベルゲン観光後、専用バスにてホテルに向う。 | ||
宿泊ホテル クオリティ エドワード グリーク | 部屋のTVのWelcameメッセージ | |
PM18:30 夕食はホテルのレストランにて | ||
ホテルの窓からの真夜中12時過ぎの風景 | ホテルの窓からの日の出眺望 | |
本日のバス走行距離 約180km 宿泊ホテル: クオリティ エドワード グリーク | ||
参考資料 ダイヤモンド社 地球の歩きから「北欧」 JTBパブリッシング ワールドガイド 「北欧」 |