北欧ゴールデンルート4ヶ国周遊10日間の旅
フィンランド・デンマーク・ノルウェー・スウェーデン

フィンランド Finland
9日目 2011年6月7日(火)
起床 AM6:00 朝食 AM7:00〜
 ムーミンやサンタクロースが住む森と泉に覆われた自然豊かな国
フィンランド Finland

 スカンジナビア半島の内側、バルト海の一番奥に位置する、日本から最も近いヨーロッパの国。童話のムーミン、そしてサンタクロースの故郷として知られている。フィンランド人は自分達の国や民族のことをスオミSuomiと呼ぶが、その語源は湖、池を意味するスオSuoだと言われる。その名のとおり、国土の8割が森林と18万を越える湖沼などの自然からなる。北極圏に当る北部は、冬にオーロラが見られるリゾート地が点在している。 
 
ヘルシンキ港に向け航行中,朝食はBistro Maximeにて
AM09:55 ヘルシンキ入港 
AM10:30 下船後、専用バスにてヘルシンキ市内観光
自然と調和した機能的で美しい街
ヘルシンキ Helsink
 フィンランドの首都ヘルシンキは、バルト海東部、フィンランド湾に面した小さな半島に位置する。「バルト海の乙女」「北欧の白い都市」とも呼ばれ、清潔で整然とした街並みが印象的です。街の中心には高層建築物は見当たらず、晴れた日には空がとても広々と感じられる。街全体の造りがゆったりとしていて、緑地や公園は町の30%以上を占めている。複雑な海岸線が生み出す水辺の風景も大変美しい。同時に、ハイテク先進国フィンランドの政治、経済、文化の中心としての機能も整備されている。
アレクサンテリン通りの西端にある3人の鍛冶屋像
アレクサンテリン通りの西端にある3人の鍛冶屋像
 
テンペリアウキオ教会 Tamppeliaukion kirkko
 天然の小さな岩山をくり抜いて、その中に造られたユニークな教会。スオマライネン兄弟によって設計され、1969年に完成した。内部の壁は自然の岩肌そのままの美しさが生かされている。天井は直径24mの銅版製のドームで覆われていて、それを支える180の天窓からは自然光が差し込む造り。祭壇は氷河時代の岩の割れ目が使われ、祭壇のテーブル土台は花崗岩をカットしたもの。床に並ぶ椅子は白樺で出来ている。教会内は音響効果が優れていて、コンサートなどが行なわれる。
テンペリアウキオ教会 「岩の教会」とも呼ばれている
入口には小さな十字架があるのみ 「岩の教会」とも呼ばれている
シベリウス公園 Sibeliuksen puisto
 フィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスの名を残した公園。海に臨む緑豊かな公園で、地元市民にも親しまれている。中ほどに1967年にエイラ・ヒルトゥネンによって作られた、ステンレスパイプの彫刻とシベリウスの肖像のレリーフがある。
ステンレスパイプの彫刻
ステンレスパイプの彫刻  
バス車窓見学
国立博物館 Suomen kansallismuseo
 マンネルヘイム通りに面して聳える中世の教会のような外観が目を引く。ヘルマン・ゲセリウス、リンドグレン、エリエル・サーリネンの3人によって設計され1910年に完成、1916年に公開が始まった。館内では、先史時代から現代に至るフィンランドの歴史を年代を追って展示れている。
 


国会議事堂 Eduskuntatalo
 200人の議員で構成されるフィンランド国会の議事堂。ヨハン・S・シレーンによって設計され、1931年に完成した。正面には高さ17mの円柱が14本も並び、力強い雰囲気を醸し出している。
石造りの尖塔を持つ国立博物館 国会議事堂
 
 
マーケット広場 Kauppatori
 果物や野菜、露天のテントのカラフルな色彩を目にするだけで楽しくなるマーケット広場。サクランボやイチゴはもちろんだが、えんどう豆や人参まで生のまま食べながら歩いている人々もいる。フィンランドの工芸品やカラフルなウールのセーターやマフラーなど、お土産にピッタリの品が並ぶほか、ニシンなどの焼き魚を売る店もあったりして、、食事を取ることも出来る。入場は自由で、夏期野の日曜にはサンデーマーケットも行なわれる。
マーケット広場 マーケット広場
ヘルシンキ市庁舎
マーケット広場とヘルシンキ市庁舎 ヘルシンキ市庁舎
元老院広場 Senaatintori
 ドイツ出身の建築家カール・ルートヴィヒ・エンゲルが設計した。ネオ・クラッシック様式の建物に囲まれた広場。北側にヘルシンキ大聖堂、西側にヘルシンキ大学、東側には上院議会がある。広場の中央には、ワルテル・ルーネベリ作のロシア皇帝アレクサンドル2世の像が建っている。毎年大晦日には市民が集まり、盛大なカウントダウンが行なわれる。
ヘルシンキ大聖堂 Tuomiokirkko
 福音ルター派の大聖堂で、ヘルシンキのシンボル的存在。カール・ルートヴィヒ・エンゲルによって設計され、1852年に完成。白亜の外観に緑のドームが映える。もとはロシア皇帝ニコライ1世の名にちなみにこらい教会と呼ばれていたが、1959年に大聖堂が公式名称となった。優美な外観と対照的に内部はかなりシンプルです。 
ロシア皇帝アレクサンドル2世の像が建つ元老院広場 ヘルシンキ大聖堂
 
ヘルシンキ大学 市内を行き交うトラム
ヘルシンキ大学 市内を行き交うトラム
 
PM12:10 昼食はレストランにて、昼食後、帰路のため空港に向う。
 

空路、フィンランド航空直行便にて帰国の途に

ヘルシンキ発 PM17:20  AY−0077便

飛行時間 ヘルシンキ〜関西国際空港 9時間35分
 
10日目  6月8日(水)
AM08:50分 AY−0077便関西国際空港に到着。
入国手続後、ホテルに駐車してあった自家用車にて無事、10日間の旅を終え帰宅。
 
参考資料 ダイヤモンド社 地球の歩きから「北欧」  JTBパブリッシング ワールドガイド 「北欧」