平成のお伊勢参りウォーキング
第7回 2009/07/09 高井の千本杉から山粕集落まで
高井から伊勢本街道を旧宿場町を繋ぐ、山間ルートを 歩行距離13Km 所要時間5時間30分
集合場所 近鉄奈良駅前
近鉄奈良駅前 AM8:25 バスにて出発。JR奈良駅・国道24号⇒近鉄八木駅AM9:40出発。⇒子供の森公園駐車場AM10:20到着。
スタート地点までバス移動AM10:50第7回ウォークスタートAM11:00⇒千本杉AM11:10⇒諸木野関所跡AM11:50⇒
諸木野集落PM12:00⇒浄水場(昼食)PM12:45昼食後出発。⇒石割峠PM13:05⇒上田口集落PM13:43⇒専明寺PM13:50
⇒飯岡橋PM14:30⇒黒岩集落⇒山粕峠PM15:45⇒細田神社PM16:03⇒山粕集落入り口PM16:06⇒旧問屋屋敷跡PM16:17
⇒第7回ゴール地点(ふれあいセンター)PM16:30到着。
帰路
ふれあいセンターPM16:45 出発⇒近鉄八木駅⇒JR奈良駅⇒近鉄奈良駅前PM19:00到着。
バスを降りスタート地点に向う旅人達。 AM11:00 |
|
スタート地点までの急な坂道を登ってくる旅人達。 | |
高井の千本杉 今回のスタート地点AM11:10 |
|
千本杉 高井の庄屋でもあった旧宿「松本家」を過ぎるとオモテスギと称される 千本杉が目に入る。根幹は16本の杉が集まって一株のようになっており 根回り35mに及ぶ吉野杉の古木です。 また、根元には古い井戸が有り杉が自然に水を集める作用を利用した 日本最古の井戸杉ではないかと推定されています。高井の地名の由来に もなっています。 |
|
登録古民家 津越家住宅 明治・大正・昭和初期の古民家を大切にする会 登録番号 第000006番 対象建築物 主屋、土蔵 建築時期 江戸中期 所在地 宇陀市榛原区高井672番地 所有者 津越 良造 登録何月日 平成16年4月1日 |
|
伊勢本街道筋山中道端で咲いていた「キツリフネ」 | |
諸木野集落への分岐点の標識。 | |
諸木野関所跡 中世の赤埴庄には壱名関、下司名関、大窪関、諸木野関が 設けられていて道行く人々の多さを物語っている。AM11:50 |
|
諸木野集落 南北朝時代には南朝北畠氏の支配下に有り、諸木野を支配していた 弓の名手、諸木野弥三朗の墓が残っている。 近世には垣内の中には九軒もの旅籠が並びいづれも往時の賑わいを 語っているが、現在は石割峠下の静かな純山村となっている。 PM12:00 |
|
街道筋で出合った「山の神」をお祭した石碑。 | |
今回のお昼の弁当、持ち歩きの為おにぎり4個。 PM12:25 |
|
石割峠 標高695mお伊勢参りの街道で一番高い峠 PM13:05 |
|
杉木立の間を縫って歩く伊勢本街道。 | |
街道筋山間に咲いている心を癒してくれるヤマアジサイ | |
街道筋山間に咲いている心を癒してくれるヤマアジサイ | |
上田口集落 石割峠の頂上から奥宇陀の静かな里を俯瞰すると住塚山や国見山を 屏風に建てて大和屋根の民家が点在している。 奈良から馬で一日の行程と伊勢街道と室生寺への分岐点として近世には この奥室生、上田口付近には旅籠屋・茶店があったようです。 PM13:43 |
|
上田口集落の大和屋根の民家 | |
山間から涼しげに流れ落ちる小滝。 | |
専明寺参道を上る旅人。 | |
向埜山専明寺と記された石碑 PM13:50 |
|
専明寺本堂 阿弥陀如来を本尊とする浄土真宗の専明寺 |
|
専明寺境内から眺めた上田口集落 | |
山粕峠への分岐点 | |
山粕峠に向って伊勢本街道を行く旅人 | |
山粕峠の様子 | |
山粕峠の標識 PM15:45 |
|
細田神社。PM16:03 | |
山粕集落入り口 PM16:06 |
|
旧宿 問屋屋敷跡の石碑 PM16:17 |
|
山粕集落 山深い奥宇陀の純山村を石割峠、山粕峠、鞍取峠と連ねて本街道は 植林道や踏み分け道となってどこまでもつづいていきます。 近世の 山粕にも旅籠屋や茶店、商家が並んでいたようで、山粕バス停留所の 近くの堀井家の横に「元伊勢街道、旧問屋屋敷跡」石碑が有り、家人が ご先祖と伊勢街道とのかかわりを検証されておれ、荷駄馬や人の 往来の喧噪がふと聞こえて来るような思いが致します。 |