日光・草津・鬼怒川紅葉ベストルートの旅
2012年10月31日(水)〜11月2日(金) 
 
紅葉のシーズン、特急サンダーバードを利用して、名湯「草津温泉」・「鬼怒川温泉」に泊まる 2泊3日の旅物語
 
第1日目
大阪駅午前8:42発サンダーバード7号に京都駅にて午前9:10発3号車に途中乗車。午前11:14金沢駅に到着。金沢駅より北鉄観光バスにて草津温泉に向かう。
大阪駅AM8:42=====新大阪駅AM8:45=====京都駅AM9:10=====金沢駅AM11:14着 金沢駅AM11:30発バスにてーーーーー北陸道ーーーーー北陸道(上越JCT)−−−−−上信越道ーーーーー上信越道(中野菅平IC)---国道144号線ーーー国道292号線ーーー草津温泉PM16:30到着
バス車中にての昼食「加賀の四季弁当」 バス車中にての昼食「加賀の四季弁当」
バス車中にての昼食「加賀の四季弁当」 (大友楼謹製)
第1回目の休憩をした北陸道越中境パーキングエリア 越中境パーキングエリア から眺めた日本海 
第1回目の休憩をした北陸道越中境PA   越中境パーキングエリア から眺めた日本海
第2回目の休憩をした上信越道 松代PA 嬬恋村のキャベツ畑
第2回目の休憩をした上信越道松代PA 嬬恋村のキャベツ畑
 PM16:30草津リゾートホテルに到着。 ホテル送迎バスにて草津温泉湯畑見学に向かう。ホテルに帰館後、入浴。PM18:30から夕食
宿泊ホテル:草津リゾートホテル 夕食の料理
宿泊ホテル:草津リゾートホテル   夕食の料理
草津温泉のシンボルとも言える湯畑。湯畑に近づくにつれて草津温泉独特の硫黄の匂いがしてきます。湧き出る温泉は高温で強酸性です。樋を通して冷やしながら湯滝に落とします。湯滝の迫力はなかなかのものです。夏には、白根神社祭礼や草津温泉感謝祭などのイベントも行わるなど、草津温泉の中心的な観光スポットです。夜間にライトアップされた湯畑では、昼間とは違う雰囲気を感じられます
湧き出た高温の温泉は、この樋を流れながら温度を下げ、町内の旅館やホテル、共同浴場に配湯される。その際の副産物が樋に沈殿した「湯花」だ。真湯に溶かすと草津温泉と同じ成分・効能を再現する言われ、その収穫が出来る事から「湯の畑」=「湯畑」と言われる。
第2日目
朝食をAM7:00〜食べ、ホテルをAM8:00出発して「東洋のナイヤガラ」と言われる名瀑吹き割の滝に向かう===中禅寺湖観光(日光名物・湯葉鍋膳の昼食)===日本三大名瀑の一つ「華厳の滝」===いろは坂===世界文化遺産「輪王寺・日光東照宮」(専門ガイドが案内)===宿泊地鬼怒川温泉に向かう。
国道145号線(日本ロマンチック街道)は長野原町川原湯地区の八場ダム工事でバイパス道が多くの箇所で造られている。 (小雨降る中バス車中からの撮影)
ダム工事は凍結されていたようですが道路工事は継続されていたのか3年後には架けられていました。
移転工事中の川原湯温泉地
WC休憩をした「日本ロマンチック街道」道の駅 漬物屋「加作」 漬物屋「加作」の駐車場から眺めた赤城山連峰 
WC休憩をした「日本ロマンチック街道」道の駅 漬物屋「加作」 漬物屋「加作」の駐車場から眺めた赤城山連峰
 
 吹割の滝
 昭和11年12月16日文部省より、天然記念物に指定された吹割の滝は、高さ7m、幅30m余に及び、ごうごうと落下、飛散する瀑布は、東洋のナイヤガラといわれている。この滝は、凝灰岩、花崗岩の川床上を流れる片品川の清流が、岩質の軟かい部分を浸蝕し、多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩を吹き割れたように見えるところから、“吹割の滝”の名が生まれた。    紅葉はちょうど見ごろだった。
吹割の滝、観光後、日本ロマンチック街道(国道120号線)を走り中禅寺湖に向かう
昼食は中禅寺湖湖畔、アメリカ人おかみさんで有名なお土産店「レークセンターひたちや」で日光名物・「湯葉鍋膳」を食べる。
中禅寺湖
 周囲約25キロ、最大水深163メートルの中禅寺湖は、日光を代表する湖である。水面の海抜高度1269メートルは、日本一の高さを誇る(ただし、人工湖を除く面積4平方キロ以上の湖のなかで)。約2万年もの昔、男体山-なんたいさん-の噴火による溶岩で渓谷がせき止められ、原形ができたといわれる。
華厳の滝駐車場からの男体山眺望  

華厳の滝

 華厳の滝は、和歌山県の那智ノ滝・茨城県の袋田ノ滝ととも「日本三大名瀑」と呼ばれ、 高さ97メートルから水が激しく落下する様は、見るもの魅了する。中段部分からは十二滝と呼ばれる、表出した伏流水による無数の滝が簾状に並んで 流れ落ち、直下型の華厳滝と相まって優れた景観を作り出している。 中禅寺湖から華厳滝上流側まで の流れは、厳密には大谷川とは別の川とされ、大尻川(おおじりがわ)と呼ばれている。





 
華厳に滝周辺の紅葉はちょうど見ごろでした。
華厳の滝駐車場からの男体山眺望  
展望所からの華厳の滝を眺望
いろは坂
 全長15.8kmの山岳道路で、「日本の道100選」にも選ばれています。車中からでも山裾に広がる紅葉を楽しむことができ、標高差もあるので、紅葉前線が下りていく様子なども見ることができます。途中、黒髪平、明智平からは関東平野までも見渡せる大パノラマが広がります。また明智平からロープウェイで展望台まで上がると男体山・中禅寺湖が一望できます。「いろは坂」の名称は、第一いろは坂と第二いろは坂の二つの坂に存在する48のカーブを、いろは48音に例えたのが由来である。馬返から中禅寺湖への登り方向を第二いろは坂と言い、「い」から「ね」までの20のカーブが、中禅寺湖から馬返への下り方向を第一いろは坂と言い、「な」から「ん」までの28のカーブがある。第二いろは坂は馬返から明智平までが上り方向に、第一いろは坂は全線が下り方向に、それぞれ一方通行である。第二いろは坂の途中には「黒髪平(くろかみだいら)」、「明智平(あけちだいら)」とそれぞれ呼ばれる駐車場が2か所ある。いずれも休憩場所となっている。
第一いろは坂を紅葉を見ながら下るバス車中からの撮影
日光山・輪王寺
 奈良時代末、鑑真和上の孫弟子「勝道(しょうどう)上人」により開山された天下太平の祈願所。神仏習合の霊山として盛隆し、江戸時代には55世「天海(てんかい)大僧正」が徳川将軍家の信任厚く「東照宮」を建立、勅旨により「輪王寺」となり三代家光廟「大猷院(たいゆういん・国宝)」も建立される。本尊は「三仏堂(サンブツドウ・重文)」に、祀られる弥陀・千手・馬頭の金色三尊大仏。1999年、境内地と約40棟の建物が世界遺産に登録された
修理中の世界文化遺産・輪王寺総本堂(三仏堂) 大護摩堂前で相輪楼の説明を聞く
修理中の世界文化遺産・輪王寺総本堂(三仏堂) 大護摩堂前で相輪楼の説明を聞く
日光東照宮
 
日光東照宮は、元和(げんな)3年(1617)徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社です。家康公は、天文(てんぶん)11年(1542)12月26日三河国岡崎城(愛知県岡崎市)でご誕生になり、幼少より苦労を重ね戦国乱世を平定され、幕藩体制を確立されました。そして、世の中に秩序と組織を形成し、学問を勧め産業を興し、江戸時代260年間にわたる平和と文化の礎を築き、近代日本の発展に多大な貢献をされました。
 家康公は、元和2年4月17日駿府城(静岡県静岡市)で75歳の生涯を終えられ、直ちに久能山に神葬されました。そして御遺言により、一年後の元和3年4月15日、久能山より現在の地に移されおまつりされました。正遷宮は、同年4月17日二代将軍秀忠公をはじめ公武参列のもと厳粛に行われ、ここに東照社として鎮座しました。その後正保(しょうほ)2年(1645)宮号を賜り、東照宮と呼ばれるようになりました。
 尚、現在のおもな社殿群は、三代将軍家光公によって、寛永(かんえい)13年(1636)に造替されたものです
石鳥居 表門
石鳥居(重要文化財)
ご鎮座翌年の元和4年(1618)、九州筑前(福岡県)藩主黒田長政公によって奉納されました。石材は、まず九州から船で小山まで運ばれ、その後陸路人力でこの日光まで運ばれました。
表門(重要文化財)
東照宮最初の門で、左右に仁王像が安置されているところから仁王門とも呼ばれています。
五重塔 上神庫
五重塔 (重要文化財)
慶安3年(1648)若狭の国(福井県)小浜藩主酒井忠勝公によって奉納されました。文化12年火災にあいましたが、その後文政元年(1818)に同藩主酒井忠進公によって再建されました。
上神庫(重要文化財)
上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と言い、この中には春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められています。
また、上神庫の屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)の大きな彫刻がほどこされています。
神厩舎 三猿
神厩舎(重要文化財) 三猿(重要文化財)
神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)です。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。中でも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名です。
輪蔵 鼓楼
輪蔵 鼓楼
陽明門(国宝)
日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられています。いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。
唐門 唐門
唐門(国宝)
全体が胡粉(ごふん)で白く塗られ、「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」や「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」など細かい彫刻がほどこされています。
廻廊
廻廊(国宝)
陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られています。いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされています。
 眠り猫(左甚五郎作) 鳴き龍 
眠り猫(国宝)
左甚五郎作と伝えられています。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われています。これより奥宮に通じます。
34枚のヒノキの天井板に描かれた、縦6メートル、横15メートルの鳴竜
 本地堂(薬師堂)の内陣天井に描かれているのが、有名な鳴竜。竜の頭の下で拍子木を打つと、天井と床が共鳴して鈴のような鳴き声に聞こえる。もとの絵は狩野永真安信-かのうえいしんやすのぶ-の筆によるが、堂とともに焼失したため堅山南風-かたやまなんぷう-画伯が復元した
日光右東照宮拝観後、お土産店「レークセンターひたちや」駐車場PM16:20出発、宿泊地鬼怒川温泉に向かう。PM17:00宿泊ホテル・鬼怒川温泉ホテル到着、入浴後、PM18:30〜3F「蘭」の間で会席料理の夕食。
宿泊ホテル(日光金谷ホテルグループ) 夕食(写真以外にカワマスの塩焼き・イセエビのグラタンがあった)
第3日目
朝食AM6:500〜2F「楽炎」で和洋バイキング。 鬼怒川温泉ホテルをAM7:40出発し、観光目的地竜頭の滝に向かう。
第二いろは坂を紅葉を見ながら上るバス車中からの撮影
日光二荒山神社の鳥居
日光二荒山神社の鳥居


竜頭の滝

 湯ノ湖から流れ出た湯川が中禅寺湖に注ぐ手前にある、男体山噴火による溶岩の上を210mにわたって流れ落ちている滝。滝壺近くが大きな岩によって二分され、その様子が龍の頭に似ていることからこの名がついた。








 紅葉は期待していたのですが終わっていて残念でした。
茶屋前からの滝 上流付近の滝の流れ
茶屋前からの滝 上流付近の滝の流れ
竜頭の滝観光後、日本ロマンチック街道(国道120号線)を走り日光白根山に向かう。朝出発の頃はいい天気だったが金精峠に差し掛かるあたりから雪が降り出し、丸池高原日光白根山ロープウェイ乗り場に到着した頃は辺り一面雪景色になっていた。
日本ロマンチック街道(国道120号線)レストラン ラ・フォーレ周辺 日本ロマンチック街道(国道120号線)レストラン ラ・フォーレ周辺
日本ロマンチック街道(国道120号線)レストラン ラ・フォーレ周辺
高原の駅丸沼 日光白根山ロープウェイ
高原の駅丸沼 日光白根山ロープウェイ
ロープウェイ終点付近にある二荒山神社の鳥居 ロープウェイ頂上駅周辺の風景
ロープウェイ終点付近にある二荒山神社の鳥居 ロープウェイ頂上駅周辺の風景
 吹雪いて悪天候の中ロープウェイで頂上駅まで上がり周辺の景色も寒さで震いあがり満足に見ることなく早々に引き揚げて来た。天候が良ければ360度の展望が開けたのですが今回は残念でしたが、11月の初めに雪景色がみられたのはラッキーと捉えて見る事にしました。下山後、暖かい暖房のきいたロッジにて「上州豚のしゃぶ膳」の昼食でした。
丸沼高原スキー場入口 本日の昼食「上州豚のしゃぶ膳」
丸沼高原スキー場入口 本日の昼食「上州豚のしゃぶ膳」
昼食後、今回のすべての観光が終わり、帰りの乗車駅金沢駅までひたすら2度の休憩を入れ走るのみ。
関越トンネル入口付近 谷川岳連峰を車窓より眺望
関越トンネル入口付近 谷川岳連峰を車窓より眺望
関越トンネル
 利根郡みなかみ町の谷川岳PAと、南魚沼郡湯沢町の土樽PAの間にあり、全長は上り線が11,055m、下り線は10,926mで、道路のトンネルでは日本最長(ただし、2013年度完成予定の首都高速中央環状品川線のトンネル部は、連続する中央環状新宿線のトンネル部と合計して約19kmと関越トンネルを抜き日本最長になる予定)、世界でも11番目[1]という長大トンネルである。総事業費は、当時で約630億円。
1985年10月2日、現在の下り線トンネルが開通した。当初は片側1車線(暫定2車線)の対面通行であった。これにより、関越道の練馬IC - 長岡JCT間の全線が開通し、日本で最初の列島横断道が完成した。更に1991年10月22日に上り線トンネルが開通し、全区間が4車線となった。

長大トンネルゆえ、トンネル内は最高速度が70km/hに規制されている。
丸沼高原ロッジAM11:50出発---日本ロマンチック街道(国道120号線)---関越自動車道・沼田IC---塩沢石打SA(WC休憩)---長岡JCT---北陸自動車道---名立谷浜SA(WC休憩)---金沢東IC---JR金沢駅PM18:00頃到着
金沢駅 PM18:42発 サンダーバード42号にて帰路に向かう。京都駅下車PM20:54。 近鉄京都駅PM21:00発特急にて西大寺駅経由・生駒駅経由学研北生駒駅に自宅到着PM21:30