2011ヘルスケア倶楽部オフ会

2011/03/06(日)
於:南コミュニティセンターせせらぎ
 オリエンテーション・ストレッチ後史跡めぐりウォーキングスタート                  
ウォーキングルート: せせらぎスタート⇒竹林寺・行基墓⇒興融寺⇒圓福寺⇒大福寺⇒石仏寺⇒せせらぎ 本日の歩行距離約4.5Km
 
竹林寺参道 竹林寺本堂
竹林寺古墳 史跡行基墓

 竹林寺
   寺名は文殊の霊場中国の五台山大聖竹林寺にちなみ
    律宗 生馬山「竹林寺」です。
    奈良時代初期頃に行基菩薩が開基した「生馬仙房」の後見寺院と
    考えられています。明治以降は廃寺同然となり、本山の唐招提寺
    が管理していました。平成9年(1997)から境内が整備が進めら
    れています。


 本尊:文殊菩薩騎獅像
    再建された間が無い本道(1998年落慶)の東側に、奈良時代に
    文殊菩薩の化身と仰がれた行基の墓(国史跡)と西墓所に鎌倉時
    代の高僧忍性の五輪塔がある。(忍性墓は鎌倉の極楽寺と大和郡
    山の額安寺にも在ります)

    本堂の南側には生駒谷唯一と言われる前方後円墳の竹林寺古
    墳が有ります。
 
  史跡行基墓

   行黄は、奈良時代に社会福祉事業に尽力した高僧です。
    天平21年(749)に平城京菅原寺において82歳で生涯を終え
    遺命により生駒山の東陵で火葬され埋葬。
    埋葬された場所が竹林寺の境内にある墓所とされている。

興融寺本堂 奈良県下、在銘で最古の五輪塔。
天分8年(1549)に造立の十三仏板碑。  
 興融寺
  奈良県下、在銘で最古の五輪塔がある。

   融通念仏宗  慈願山「興融寺」

   創建年代は不詳です。
   
  本尊:阿弥陀如来立像

  興融寺五輪塔:花崗岩製で高さ161cm。

    鎌倉時代中期の文永10年(1273)銘が有ります。
  
    他に、天分18年(1549)に造立の十三仏板碑が有ります。

圓福寺参道 圓福寺本堂
宝篋印塔(国重要 文化財)
 圓福寺
  
   真言律宗  龍華山「 圓福寺えんぷくじ」です。
   
   天平勝宝年間(749〜757)に行基が開創したと伝えられているが
   詳細は不明です。

   本堂は、南北朝時代(1371)の建立(国重要文化財)

   本尊:阿弥陀如来坐像

   境内に永仁元年(1293)のめいがある宝篋印塔(国重要文化財)が
   二基在る。

村里風景と農道をウォーキング

大福寺山門 大福寺本堂
 
 大福寺   生駒山の中腹にあり、とても見晴らしのよい場所です

  黄檗宗  生駒山 「 大福寺 」です

  創建年代など不詳です

  行基の開創とも伝わり、中世戦国期には竹林寺の里坊として筒井氏一族の成身院の管理下にあったそうです

  役行者、鬼退治にこの地より入るという伝説が伝わっています

 本尊;釈迦如来

   境内に文政10年(1827)の宝篋印塔、永享2年(1430)の五輪塔、天文13年(1544)の名号板碑、元亀4年(1573)の十三仏板碑などがあります


村里風景とウォーカー

 
 石仏寺

   融通念仏宗 岩生山「石仏寺」

   藤尾地区の檀那寺として信仰を集めてきた。

   沿革は不明。

   本尊:石造阿弥陀三尊像
       脇侍は阿弥陀如来立像と地蔵菩薩立像

   本尊は永仁2年(1294)造立、阿弥陀如来立像は嘉元年(1306)
   造立で石工・伊行氏(いのゆきうじ)の作。
    
    (拝観料400円)

 
寺説明文は「Eoblog 奈良の寺社」より転記