情熱のスペイン・悠久のポルトガル10日間の旅

3日目  2010年4月8日(木)

バレンシア観光                 起床 05:30  朝食 06:45  08:45 専用バスにてホテル出発 。

バレンシア(Varlencia)
輝く太陽と青空が印象的なオレンジと陶器の町
 マドリード、バルセロナに次ぐ人口約80万人のスペイン第3の都市、バレンシア「明るい」「晴れ渡った」と言う意味で地元の人はこの町を「ラ・クーラ」と呼び、古くから地中海沿岸地域特有の温暖な気候と肥沃な土壌を生かした農業が盛んで、米、オレンジの一大生産地として知られている。3月のバレンシアの火祭りには世界中から観光客が訪れます。
 車窓からの街の風景
闘牛場 ノルテ駅
闘牛場 ノルテ駅
市庁舎 市庁舎と広場
市庁舎  市庁舎と広場
市庁舎前広場 ミゲレテの塔
市庁舎広場  ミゲレテの塔
 
カテドラルとミゲレテの塔 カテドラル (Catedral) 
 モスク跡に13世紀半ばに建設が始まり、14世紀末に完成した大聖堂。17〜18世紀にも手が加えられているため、ゴシック様式のほかバロック様式や新古典様式などが混在します。付属の美術館にはイエス・キリストが最後の晩餐に使ったと言われる聖杯が飾られている。また、入口の隣にミゲレテの塔が建っている。


ミゲレテの塔(Torre del Miguelete)
 カテドレルの左脇に建つこの八角形の塔は1420年に完成した鐘楼。中に入れるが、らせん状の石段は207段もある上、上に行くに従って段々幅が狭くなって行くので、屋上に辿り着くのが一苦労。屋上は展望台になっていて、市内に時を告げる金が掛けられ、バレンシア市街が一望できる。
カテドラルとミゲレテの塔  
カテドラル正面ファサード 主祭壇
カテドラル正面ファサード 主祭壇
主祭壇の豪華に装飾された天井とステンドグラス ドーム型天井に描かれた絵画 
主祭壇の豪華に装飾された天井とステンドグラス  ドーム型天井に描かれた絵画 
ラ・ロンハ 世界遺産
 ラ・ロンハ(La Lonja)

バレンシア反映の夢の後
 ロンハとは「取引所」「市場」と言う意味。イスラムの王宮跡に15世紀に建てられたゴシック様式の建物で、絹の取引所として使用されていた。入口正面や天井などの彫刻、緩やかにねじれた柱などがみもの、1996年に世界遺産に登録された。現在は各種イベントやコンサートの会場として利用されている。
 画像クリックで拡大
ラ・ロンハ  
一階ホール 一階ホールの天井
一階ホール 一階ホールの天井
裁判所として使われていた部屋 会議室天井の豪華な装飾
裁判所として使われていた部屋 会議室天井の豪華な装飾
   
 
 中央市場(Mercado Central)
 ガラスのドームから光が降り注ぐモダンな市場。
 ヨーロッパでも最大規模を誇る市場の一つで、取り扱う品は新鮮な野菜、魚、肉などの生鮮食品から、香辛料、パンお菓子、更にパエリア鍋などのキッチン用品まで膨大な量です。市場の建物は巨大な鉄とガラスのドームで、1928年に建てられたもので、見るだけでも充分楽しむことが出来ます。
 
10:00   バレンシア観光後バスにてクエンカへ      バス走行距離クエンカまで約く220Km.

13:20   クエンカに到着

                              パノラマ画像クリックで街並のスライドショーを見ることが出来ます。
クエンカ旧市街のパノラマ
世界遺産    クエンカ(Cuenca)  峻険で狭小な台地に築かれた町
 クエンカの町は、ウエカル川(Rio Huecar)とフカール川(Rio Jùcar)に挟まれた、断崖絶壁の高台に築かれた町で家々はその狭い土地に上にしがみつくようにびっしりと建ち並んでいる、そんな景観は幻想的な雰囲気を醸し出している。
 
カテドラル  
 カテドラル(Catedral)
旧市街の中心でそびえる、ゴシック様式を残すカテドラル。
 マヨール広場に面して建つている。正面のファサードは20世紀何って再建されたものだが、後部は13世紀に建てられたゴシック様式大聖堂ですが、内部の装飾にはルネッサンス様式も見られる。聖堂内は周歩廊が二重になっており、トリフォリウム(三連窓)やアロンソ・ベルゲーテによって彫刻が施されたプラテレスコ様式の扉も有ります。
   
宙吊りの家
 宙吊りの家(Casas Colgadas)
断崖にそびえ建つ、クエンカで最も有名な建物。

 14世紀頃に王家の別荘として建てられた、18世紀末までは市庁舎として使われていた。現在は抽象芸術美術館(Museo de Arte Abstracto)として、20世紀後半のスペイン現代画家の作品を展示している。また、建物の一部はレストランにもなっている。 
   
国営ホテル  パラドール・デ・クエンカ (Parador de Cuenca) 
16世紀に建てられた旧サン・パブロ修道院を改装し、ホテルとして使用されている。ウエルカル川を見下ろす断崖の上に建っており、窓から宙吊りの家が見える部屋もある。
昼食は歴史的建造物を利用した国営ホテルパラドールにて
国営ホテル パラドール・デ・クエンカ
前菜 野菜の包み焼き 子牛の肉料理 アイスクリーム&ケーキ

16:30  クエンカ観光後バスにて首都マドリッドに向けて出発。           マドリッドまでのバス走行距離約165Km

 19:00  首都マドリッドに到着。 夕食は市内レストランにて。
     
20:30  ホテル(マドリッド泊)到着。                 本日バス走行距離約385Km

                      宿泊ホテル:   メリア アベニーダ アメリカ (2連泊)


参考資料:JTBパブリッシング「ワールドガイド」 「るるぶ'10〜'11」 ダイヤモンド社「地球の歩き方」 実業之日本社「わがまま歩き」 昭文社「トラベルストーリー」 

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