Switzerland
スイスアルプス3大名峰・氷河特急の旅
ヨーロッパ最高峰モンブラン、絶景のマッターホルン、雄大なユングラウの3大名峰を観光し、ハイキングも楽しみ。また、アルプスの少女ハイジの故郷にも訪れ、氷河特急にも乗車する盛りだくさんの10日間の旅になりました。
'02/06/05関空11:55出発。ロンドン経由
チューリッヒに到着21:25。
    (ルツェルン/ホテル・ロタウス泊)
ルツェルン観光
「4つの森の国の湖」のほとりに栄える中世の面影を残す、スイスらしい風情のある街です。
ライオン記念碑
フランス革命の時に異国で殉死したスイス傭兵を悼むライオン記念碑
カペル橋
ロイス川にかかる屋根のついた木橋「カペル橋」は、現存する木橋では世界最古だったが、1993年夏に焼け落ちてしまい、94年に復元されたもので、ルツェルンのシンボルにもなっています。
マイエンフェルト観光
世界各国で愛読され続けている「アルプスの少女ハイジ」の舞台となったハイジゆかりの小さな町。
ハイジの泉で
ハイジのおじいさんの冬の小屋
(サンモリッツ/アルバナ ホテル泊)4★
サンモリッツ
ベルニナ・アルプスに抱かれる湖畔の町サンモリッツは、せかい中の有名人の別荘も多くある高級りゾート地です。また、2003年にはスキー世界選手権大会が行われます。
イジの花の散歩道
午前中ミニハイキングに出かける、午後はサンモリッツ湖の周辺を散策のんびり一日を過ごしました。
ハイジの小屋
映画の「アルプスの少女ハイジ」のロケがあった小屋です。サンモリッツスキー場の麓に建てられています。
サンモリッツ湖畔から眺めた街
のんびり1時間半もあれば一周出来るような小さな湖ですが飽きずに周りの景色を見ながら歩くことが出来ます。
(サンモリッツ/アルバナホテル 連泊)4★
氷河特急の旅
スイスには、鉄道ファンならずとも見逃せないような楽しい鉄道がいっぱい。なかでも「氷河特急」(グレーシャーエキスプレス)は代表的な存在です。緑の山に赤い車体で数々のトンネルや急斜面、鉄橋に雄大なパノラマとバラエティに富んだ景観の中をゴトゴトと約時速30〜40kmで駆け抜ける世界一遅い特急です。
パノラマカーにて
食堂車にて
昼食のメニューはビーフストロガノスでした。
日本のハヤシライスに似た料理でした。
お土産には勾配を配慮して作られた傾いたグラスが有名です,私も買って帰りました。
氷河湖
オーバーアルプ峠にある湖で氷河特急の最高地点です。標高2,033mあります。
サンモリッツ〜アンデルマットまでの5時間の乗車
アンデルマットに到着後インターラーケン(この街の免税店でショッピング)経由でグリンデルワルトに到着。
(グリンデルワルト/サンスターホテル 泊)4★
グリンデルワルト
アイガー北壁の裾野にあり、スイスの村の中でも日本人に人気の高いアルペン・リゾート。長野県安曇村とは姉妹村を結んでいる。ユングフラウヨッホまでは登山鉄道で登れます。
ユングフラウヨッホ観光
ベルナー・オーバーラント山群のひとつとして、スイス中部にその優美な姿をたたえるユングフラウ(4,158m)・メンヒ(4,099m)・アイガー(3,970m)。アイガー・トンネルだけでも16年の工事期間を要したという山岳鉄道に乗り、ユングフラウヨッホ(3,545m)で雄大な白銀の世界が堪能できます。
グリンデルワルト駅
ユングフラウヨッホ行きの出発点
ユングフラウ(4158m)を背に
アイガー・バウンド(2,865m)にて
アイガー(3,970m)北壁
ユングフラウヨッホ観光後、クライネ・シャイデックで昼食にラクレット(チーズ・ポテト)を食べ、アルピグレンまで電車に乗りここで途中下車をしてハイキングコースに向かう。
アイガー山腹のトンネル内の駅
(グリンデルワルト/サンスターホテル 連泊)4★
カンデルシュテーク
カンデルシュテーク〜ゴッペンシュタイン間をカートレインに乗車
カートレイン
山間部のためいくつもの峠越えが大変なため、列車が車に乗った儘運んでくれます。カンデルシュテーク〜ゴッペンシュタイン間はトンネルで結ばれているので冬もクローズされること無く年中運行されています。スイスには何箇所かこのような列車が走っているようです。
乗車待ちのバスの窓から
ゴッペンシュタインで下車後テーシュに向かう。テーシュより電車に乗り換えツェルマットに到着。
ツェルマット
マッターホルンの麓の町で、交通機関は自然に配慮した電気自動車、馬車で車の乗り入れは禁止されているため、空気は澄んでいます。
ツェルマットの街並み
ツェルマット駅を降り駅前広場に出てみるとマッターホルンの雄姿がそびえ立っていました。夕食まで時間があったので街中を散策。
今夜のホテルは1879年創業のツェルマットを代表する豪華5ッ星ホテル、ツェルマッターホフに泊るのだ。
(ツェルマット/ツェルマターホフ 泊)5★
マッターホルン観光
マッターホルン(4,478m)
ツェルマットから登山電車で45分の終点ゴルナーグラートの展望台から、マッターホルンをはじめモンテ・ローザやリスカムなど、世界屈指のアルペン。地ぞーとの360度の大パノラマが一望できます。
ピラミット形のマッターホルンは麓のツェルマットから見るのが美しい。スイスとイタリアの国境に4000m級の名峰が連なるヴァレー・アルプス。中でもスイス最高峰モンテ・ローザに譲るものの、気高ささえ感じさせる偉容でスイスのシンボルとも称されるマッターホルンの美しさは感動的です。
モンテローザ(4,634m)
ゴルナーグラート展望台(3,090m)で360度の大パノラマを堪能し、フィンデルバッハからツェルマットまでのハイキングコースでマッターホルンを背にして下山しました。また、ハイカーは意外と少なく周りの景観に堪能しながら一日を有意義に過ごしました。
ゴルナー氷河とリスカム(4527m)
私の見てみたいかった山の1つがマッターホルンでした。
(ツェルマット/ツェルマターホフ 連泊) 5★
シャモニー
フランス領で、モンブランへの拠点だけあり、街には山岳博物館や名アルピニストの墓など登山関連の施設が多い。旅行者の良く利用する山頂や中心部などのお店では、スイス・フランも使えます。
モンブラン観光
シャモニーからロープウェーを2つ乗り継いで世界で最も高いエギーユ・ドゥ・ミデイ展望台(3842m)登りモンブランを眺めます。標高が高く少し激しく動き回ると空気が薄いので息切れがします。くれぐれも注意してください。
フランスとイタリアにまたがるヨーロッパの最高峰モンブランは標高4807m。なだらかな曲線を描く山頂など女性的なイメージながら、その高さゆえに、かっては「魔の山」として畏れられていたこともあります。
グランドジョラス
展望台を目指すアルピニスト
ロープウェー乗り場前にて
レマン湖畔にたたずむ城。イタリアとスイス各地を結ぶ街道沿いにあり、かっては通行税を徴収するために使われていました。詩人バイロンが「シヨンの虜囚」にうたってから一躍有名になりました。
ボニヴァールの牢獄の3番目の柱
バイロンがこの牢獄を訪れた時、刻み込むんだもの
シヨン城見学後ジュネーブに向かう。夕食はヨーデルを楽しみながら名物のフォンデュをいただきました。
(ジュネーブ/NHジュネーブエアーポート泊)
ジュネーブ
水と緑の国際都市ジュネーブは、レマン湖とモンブランを望む景観を誇り、レマン湖の西の端、ローヌ川の河口に位置します。19世紀後半から各国の観光客を迎えてきた観光都市。「ジュネーブはスイスではない」と言われるほど、世界中の人々が集まる国際都市です。
街のシンボルの大噴水
レマン湖の水を140mにも吹き上げる大噴水
旧市街の街角
2000年の歴史を秘めた旧市街。
中世から近世にかけて形成された市街地で、石造りの街並みが残され、古都らしい落ち着きが漂います。宗教改革者カルバンの本拠地、ジャン・ジャック・ルソーの生まれた故郷でもあり、歴史の舞台にもなりました。
予定ではなかったジュネーブの半日観光を駆け足でしました。前回来た時に国際機関のある都市部を観光しましたので、ジュネーブの概要は記憶に残りました。
6/13 ジュネーブ 14:35 BA743便 空路、帰国の途に
     ロンドン   15:25  (ロンドンにて乗り継ぎ)
     ロンドン   18:55 JAL422便
6/14  関空    14:50  無事帰国

ツェルマットに向かう
モンブラン
シヨン城
シヨン城観光
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