當麻寺の桜

當麻寺 奥院

奈良県葛城市當麻1263   ホームページhttp://www.taimadera.or.jp

當麻寺は、用命天皇第三皇子麻呂子親王が御兄聖徳太子の教により創建された寺で、中将姫の當麻曼陀羅・天平時代の東西両塔・日本最古の白鳳時代の梵鐘や石灯籠などが知られています。その當麻寺塔頭奥院は、浄土宗総本山知恩院の「奥之院」として建立された寺で、最初は往生院と呼ばれていました。知恩院第十二代誓阿普観上人が知恩院の御本尊として安置されていた法然上人像(重文)を後光厳天皇の勅許を得て応安3年(1370)当地に還座して建立した寺で爾来、浄土宗の大和本山として多くの人々の信仰を集め今日まで護持継承されて来た名刹です。本堂。大方丈、楼門(以上重要文化財)阿弥陀堂、庫裡等今に残る伽藍に往古の宗教活動の偉大さがうかがわれます。