東大寺・開山堂の糊こぼし椿 (良弁椿)
二月堂お水取りの行事を彩る「のりこぼし」
 東大寺二月堂の南西にある国宝のお堂、開山堂は庭が非公開なのですが
脇道から垣間見ることが出来ます。「お水取り」に先立って、練行衆は行に使う
造花の椿を作ります、誤って紙の上に糊をこぼしてしまいのりの斑点に庭の椿
が似ていたことから名づけられた。
のりこぼし
お寺のご配慮で落ち椿を水盤に入れ公開していました。画像にマウスを乗せてください。
場  所     奈良市雑司町606−1
          東大寺開山堂(本尊良弁僧正)の南側

樹  高     4m

根元周囲    68,2cm

花 色 等    桃紅色に白斑、弁数5弁(小花弁も加わることもあり)
          雄蘂と花弁基部で合着

花   形    一重盃上咲き  筒蘂

花   径    7cm位      花   高     6cm位

花   期    3月下旬〜4月中旬

葉         楕円形、有尾頭、鈍脚、半曲、細鋸歯、緑色 

 
 

BACK
Photo 2004/03/25