白毫寺の七福椿 (七福神・五色椿)
五色の花びらが賑やかに咲く奈良県の天然記念物の椿
本堂の前庭に樹齢400年の「七福椿(五色椿)」が植えられています。1本の木に、アカ、白、桃色、斑入りと色とりどりの花が咲き「七福神」と言う縁起の良い別名も持ちます。
東大寺の「糊こぼし」、伝高寺の「散椿」とともに、奈良の三名椿の一つで県の天然記念物に指定されています。
白毫寺参道
七福椿 (七福神・五色椿)
大椿 白毫寺椿
             昭和52年5月20日  奈良県の天然記念物指定

場   所     奈良市白毫寺町392
           白毫寺 (本尊阿弥陀如来)  本堂南方15m余に位置する

樹   高      7.5m   根元周囲    98.2cm    地  上  83cmで二股

花 色  等    赤又は白の単色、白地に赤や桃色の縦絞、桃色地に赤縦絞、
            藤桃色の白履輪などに咲き分けます。
            16弁〜22弁、旗弁6弁〜1弁、花弁の半数又はそれ以下が
            雄蘂と基部で合着、他は分離して散り性です。

花   形      八重筒蘂、割蘂,唐子咲(西北の樹冠上)の三種

花   径      6.5cm位       花   高   4cm余

花   期      4月上旬〜下旬

葉           楕円形又は、長楕円形、鋭尖頭鋭脚、平坦,葉先に向い半分位の
             所から粗鋸歯、濃緑色

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七福椿 (七福神・五色椿)
Photo 2004/03/25
Photo 2004/04/08
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